研究業績(全ての資料の無断転載・複製を禁止します）

著書(単著）
『イギリス・ミドルクラスの世界―ハリファクス、1780−1850』ミネルヴァ書房、2008年1月　（�I＋367pp.） 6500円＋税　出版社のページ
井上円了記念研究助成金　刊行助成　2007年度（平成19年度）による（『東洋大学校友会報』236号、2008年8月、15頁、243号、2010年4月、21頁（東洋大学校友会について）、『東洋大学報』221号、2010年3月、21頁（東洋大学報について）に関連記事が掲載されています）。
第4回（2009年）　政治経済学・経済史学会賞　出版社のページ 学会のページ　『歴史と経済』206号、2010年、76-77頁、同雑誌207号、2010年、78頁
書評　光永雅明『ヴィクトリア朝文化研究』6号、2008年11月、77-80頁、河合康夫『歴史と経済』207号、2010年4月、62-63 頁、長谷川貴彦『歴史学研究』870号、2010年9月、47‐49頁、山本千映『経営史学』45巻3号、2010年12月、86-88頁





　　図表一覧、凡例
　　序章　　階級、地域社会、日本における研究
　　第1章　イギリス・ミドルクラス研究の現状と課題
　　第2章　地域社会と制度―ハリファクス、1780‐1850年
　　第3章　地域社会における公共制度と政治―構造と統治、1780‐1820年
　　第4章　政治とミドルクラス―党派、選挙、政治運動、1820‐50年
　　第5章　公共制度とミドルクラス―統治とイデオロギー、1820‐50年
　　終章　　ミドルクラスの世界
　　補論　　ハリファクスデータベース
　　あとがき、参考文献、人名索引、事項索引
※カバー絵は、ピース・ホールです（本文、索引、カバーを参照）。
※※誤記・誤植について

著書(共著）
「イギリスのミドルクラスモデル―R.J.　モリスの業績を中心に」イギリス都市・農村共同体研究会／東北大学経済史・経営史研究会　編『イギリス都市史研究―都市と地域』日本経済評論社、2004年3月、263‐285頁。
「ミドルマン―イギリス地方都市における商業社会の一側面」吉田伸之・伊藤毅編『伝統都市４　分節構造』東京大学出版会、2010年8月、247‐259頁。
「模範の工場村と公共制度―地域社会における社会改良と階級間の調和」岡村東洋光・高田実・金澤周作編著『英国福祉ボランタリズムの起源―資本・コミュニティ・国家』ミネルヴァ書房、2012年5月、91-109頁。
Debates, social tensions and consumption in the urban community: Debating societies in Birmingham, c. 1850-c. 1890, in Hiroki Shin, Shinobu Majima and Yusuke Tanaka (eds.), History of Consumer Culture 2014 Conference: Moving Around: People, Things and Practices in Consumer Culture: 4-6 September 2014, Gakushuin University, Tokyo, Conference Proceedings (Forum for History of Consumer Culture, Japan, 2015), pp. 177-183 (ISBN 978-4-9908202-1-3).

著書（共訳書）
ポール・ラングフォード　編、坂下史　監訳『オックスフォード　ブリテン諸島の歴史8　18世紀 1688-1815年』慶應義塾大学出版会、2013年（マーティン・ドーントン「第4章　国民の富」168‐220頁　翻訳担当）

著書（項目執筆）
「企業家の特質」経営史学会編『外国経営史の基礎知識』有斐閣、2005年2月、146‐147頁。


学術論文
｢18世紀後半におけるリーズの土地利用の動向｣『白山史学』30号、1994年4月、57‐78頁。
｢産業革命期のミドルクラス―リーズ、1780‐1820における一考察｣『比較都市史研究』16巻１号、1997年6月、41‐53頁。(注意　かつて（2009年4月以前ころ）CiNii等では「産業革命のミドルクラス」と表記されていましたが、HP上の記述が正しいものとなります）
｢産業革命期リーズの都市エリート、1780‐1820―名望家支配からミドルクラス支配へ｣『社会経済史学』63巻4号、1997年10‐11月、58‐87頁。
｢イギリスのミドリングソート研究に関する一考察｣『歴史の理論と教育』104号、1999年7月、32‐40頁。
「産業革命期における地方都市の経済構造―ハリファクス、1780‐1850」研究年報『経済学』（東北大学）65巻4号、2004年3月、59‐74頁。
「産業革命期における地方都市の公共制度―ハリファクス、1780‐1850年」『白山史学』41号、2005年4月、15‐39頁。
「『バーミンガム史』の形成―都市の統治と市史の相互関係、1870年代から1970年代にかけて」『一橋経済学』10巻1号、2016年7月、7-34頁。

'Voluntary societies and the urban local community: A case study of the Halifax Mechanics' Institution', Family & Community History, 11(1) May 2008, 17-25.　DOI: 10.1179/175138108x293075
'Parties, middle-class voters, and the urban community: Rethinking the Halifax Parliamentary elections, 1832-1852', Northern History, 51(1) March 2014, 91-112.　DOI: 10.1179/0078172X13Z.00000000060
'Shaping Civic Culture through Public Discussion: The Debating Societies of Birmingham, c. 1850 - c. 1890', Midland History, 41(1) May 2016, 57-70.
DOI: 10.1080/0047729X.2016.1159854

書評論文
「近代イギリス都市における空間と制度的基盤―19世紀の都市史研究から」『社会経済史学』72巻4号、2006年11月、91‐100頁。

学界動向
「2009年の歴史学界　回顧と展望　ヨーロッパ　近代　イギリス」『史学雑誌』119編5号、2010年、324‐331頁
‘The Political Economy and Economic History Society’, Information Bulletin of the Union of National Economic Associations in Japan, no. 36, December 2016, 49-60.

研究動向
'Enquiry and Research: 43. Voluntary societies and the urban local comunity: A case study of the Halifax Mechanics' Institution', Transactions of the Halifax Antiquarian Society, 17 (2009), p. 180.

Ph.D. thesis
The Middle Class in Halifax, 1780-1850, Ph.D. thesis, University of Leeds, June 2003
(Descript　xv, 322)　Abstract(PDFファイル）　 リーズ大学の図書館へ　　History On-Lineのページへ　White Rose eTheses Online（全文ダウンロード可）

ディスカッションペーパー
The Urban Elite in Leeds, 1780-1820: From Notables to Middle Class, Tohoku Management and Accounting Research Group (TM & ARG), Discussion Paper, No. 52, November 1996, 1-36.
(Revised paper PDF ファイル)

Conference Papers
Rethinking the dominance of “manufacturers” in the northern English town: the middle class in Halifax, c. 1830-50, Programme including New Researchers’ papers and Abstracts of the other Academic Papers for the Economic History Society Annual Conference, University of Bristol, April 2000, 19-24.　(PDF ファイル）　（Revised Paper The British Middle Class and the Dominance of Manufacturers: Halifax, c. 1830-1850, July 2002 PDF ファイル）平成13年度　東京都立大学総長特別研究費　矢後和彦　代表『産業と企業の国際比較―日本とヨーロッパ』2002年7月の一部　
A harmonious society of all classes? Manufacturers and social relationships in the Northern English town: Halifax, c.1840-c.1850, European Association for Urban History, Histoire comparee des villes europeennes / Comparative History of European Cities, Communications / Papers, Session M10, Lyon, 27-30 aout 2008 / 27th-30th August 2008, Ciham - UMR 5648, Lyon; Universite Lumiere Lyon 2; Centre National de la Recherche Scientifique; Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales; Ecole Normale Superieure - Lettres et Sciences Humaines (CD-ROM, Lyon 2009), 8-11.
Shaping Culture through Public Discussion:The Debating Societies of Birmingham, c. 1850 - c. 1890, History of Consumer Culture 2014 Conference: Moving Around:　People, Things and Practices in Consumer Culture, Gakushuin University, Tokyo, 4-6 September 2014, Conference Proceedings, 128-144.

Other Unpublished Papers
The Middle Class in Halifax, 1780-1850, unpublished paper 23 July 1998, 1-64 and i-xv(Bibliography). 　　
(This paper is submitted in accordance with the requirement for the upgrading from provisional Ph.D. to Ph.D., Leeds University Business School, University of Leeds.)

学会報告要旨
｢リーズの都市エリート、1780-1820｣『比較都市史研究』14巻2号、1995年12月、8‐9頁。
｢18世紀と19世紀のイギリス地方都市における継続と変化： ハリファクスのミドルクラス｣『比較都市史研究』21巻1号、2002年6月、6‐7頁。
｢地域社会における政治とミドルクラス―19世紀第2四半期におけるハリファクスの議員選挙｣(日本西洋史学会第53回大会　部会別自由論題報告)『西洋史学』212号、2003年（2004年3月）、71頁。
「地域社会とヴォランタリ・ソサエティ―ハリファクス職工協会の事例を中心に」『史学雑誌』116編1号、2007年1月、120‐121頁。
（森宣人と共著）「中野・道重・唐澤　（編）『一八世紀イギリスの都市空間を探る』書評会」『比較都市史研究』32巻1号、2013年6月、8‐9頁。

書評
「村岡健次『近代イギリスの社会と文化』［ミネルヴァ書房、2002年］」『歴史と経済』181号、2003年10月、69‐72頁。
「Ａ・ディグビー／Ｃ・ファインスティーン編、松村高夫・長谷川淳一・高井哲彦・上田美枝子訳『社会史と経済史―英国史の軌跡と新方位』［北海道大学図書刊行会、2007年］」『社会経済史学』74巻3号、2008年9月、98‐100頁。
「安元稔『製鉄工業都市の誕生―ヴィクトリア朝における都市社会の勃興と地域工業化』［名古屋大学出版会、2009年］」『歴史学研究』871号、2010年10月、53‐57頁。
「金澤周作『チャリティとイギリス近代』[京都大学学術出版会、2008年］」『歴史と経済』210号、2011年1月、66-68頁。
「大野誠編『近代イギリスと公共圏』［昭和堂、2009年］」『歴史と経済』211号、2011年4月、57‐59頁。
「山田雅彦編『市場と流通の社会史�T―伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史』[清文堂、2010年]」『社会経済史学』78巻2号、2012年8月、143-145頁。
「中野忠・道重一郎・唐澤達之編『一八世紀イギリスの都市空間を探る―「都市ルネサンス」論再考』[刀水書房、2012年］」『史学雑誌』122編11号、2013年11月、96-105頁。
「書評会報告　竹田泉『麻と綿が紡ぐイギリス産業革命―アイルランド・リネン業と大西洋市場』（ミネルヴァ書房、2013年）」『西洋近現代史研究会会報』29号、2015年7月、19-22頁
「Takashi Ito, London Zoo and the Victorians 1828-1859, The Boydell Press, 2014」『ヴィクトリア朝文化研究』14号、2016年11月、119-124頁
「坂本優一郎『投資社会の勃興―財政金融革命の波及とイギリス』名古屋大学出版会、2015年」『経営史学』51巻4号、2017年3月、69-72頁
「馬場哲『ドイツ都市計画の社会経済史』東京大学出版会、2016年』『歴史学研究』970号、2018年5月、44‐47頁
「中野隆生編『二十世紀の都市と住宅―ヨーロッパと日本』山川出版社、2015年」『歴史と経済』239号、2018年4月、58‐60頁

その他
「英国の大学におけるビジネス・スクールの現状―リーズ大学とランカスター大学を中心とした概観」平成13年度　東京都立大学総長特別研究費　矢後和彦　代表『産業と企業の国際比較−日本とヨーロッパ』2002年7月（PDFファイル）。
「白山史学会、研究会、そして、学会報告」『白山史学』40号、2004年4月、176‐177頁。
「イギリス社会史、都市史、企業者史」『首都大学東京の50人　研究にロマンを求めて―研究者から学生へのメッセージ』vol. 1 (首都大学東京、[2006]）、3頁。（PDFファイル）
「イギリスの中流研究への道」『東洋大学校友会報』243号、2010年4月、21頁（東洋大学校友会報について）


主要な学会報告・セミナー報告

準備中の仕事や研究報告の予定

最終更新日　2018年4月26日


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